Saturday, August 18, 2012

What is Coffee Philosophy?

珈琲哲学って、何?…♪

人生哲学philosophy of life)』と聞くと、こ難しいなぁという印象は否めないにしても、
自分が後悔しないような生き方をするための指針を、できるだけ自分で考えて、明確にしておくこと~だと
容易に想像がつくことから、哲学という言葉を用いるに、少しも違和感は無い。

それでは『珈琲哲学(コーヒーてつがく)』って言葉に対しては、はたして、どうだろうか?

墓参と母の見舞いをかねて北陸に帰っていた私だったが「フッと思い付いて」、旧・国道8号線
走ってみた。
沿道には懐かしい風景が広がっていた。
夏の強い日差しに照らされた懐かしい風景の中に、見慣れぬエキゾチックな木造の建物が見えてきた。



看板には『珈琲哲学』と書かれていたが、「コーヒーの哲学ってなんだろう?」と、私たち夫婦には、正直いぶかしく思えた。

珈琲を飲みながら哲学することなのか、あるいは、哲学しながら飲む珈琲のことなのか、意味不明のまま私たちは、店に入った。

お店は大繁盛で私たちは三十分以上待たされてから、席に案内された。



マイカーで帰省する時(今回もそうだったが)高速道路を乗り継いで、帰る。

今では、旧・国道8号線にハンドルを切ることは、ほとんど無い。


それでも、北陸高速が整備される前には、車で帰省する度に必ず通った旧・国道8号線は、私の家族にとって、『大切な想い出』がたくさん詰まった道であることに違いない。




車には何でも持ち込めたし、飛行機や列車を利用するときのように時刻を気にしなくても良いことから、
子供たちが小さかった頃に「帰郷する」と言えば、車で帰ることが多かった。

高速道路が整備された今日のように「ドアー・ツー・ドアーで5時間」という訳にはいかなかった。
だからこそ、帰郷の度に、ルートを変えて「4人家族がゆったりと車旅を楽しめる計画」に配慮した。

行程の途中に点在する名所旧跡は、ほとんど巡ったし、
子供たちが希望した懐古園松本城などは、何度も計画に盛り込んで、何度となく訪れた。

上高地安曇野、そして妙高黒姫、さらに諏訪湖周辺などは、家族全員のお気に入りの場所。
白骨温泉上山田温泉新穂高温泉奥飛騨温泉郷など、途中の名湯温泉宿に逗留することも多かった。

国道18号線から国道8号線へ、国道41号線から国道8号線へと~帰省の車旅の終わりは
いつも「旧・国道8号線」
だった。



席についた私たちは、先ず「白えびのピザ」や「パスタ」を頼んだ。
これらに舌鼓を打った後で、これもいつものように、食事の仕上げに「ホット珈琲」を頼む。

窓から北陸路の美しい緑の田園風景を眺めながら、話題はいつしか「これまでの帰省」へと移った。

子供たちが小さかった頃、高速道路網が整備される前のマイカー帰省、「あんなこともあったし、こんな
こともあった」と話す私たち二人に、期せずして、所々で、笑いが込み上げた。

どうやら『珈琲哲学』というのは、美味しい珈琲を飲みながら、
これまでの人生と人生哲学をふりかえり、これから先の人生と人生哲学に想いをめぐらす~そんな事
なのかも知れない♪



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20 comments:

  1. 帰省といえば金沢の方までですよね・・・
    結構な時間がかかるかと思うのですが、途中でこんなお店に立ち寄れたなら・・・そのお疲れも、軽減なさったのではないかと拝察いたします。本当に素敵なお店ですよねえ・・・

    考えてみれば・・・喫茶店なんて言うものに足を運ばなくなってから長い月日がたったような気がします。家の外で立ち寄る店といえば、ラーメン屋・うどん屋・蕎麦屋・・・ファミレス、そして回転ずしに居酒屋。
    喫茶店というものが何時しかその選択肢から外れてしまっていました。今日どんなお店でも食後のコーヒーを飲ませてくれますしねえ・・・

    そんな私が先日ひょんなことから家族とともに学生の頃に通った喫茶店へ・・・めったにたのんだことはないんですが、メニューを見るなり「ウインナー」・・・

    妻は「そんなのあったよねえ」、息子たち「何それ?」

    世代の断絶を実感いたしました(笑)。

    それにしても「白エビのピザ」・・・旨そうですね。

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  2. こんばんは
    コーヒー哲学というと、
    あたしは店の人のコーヒーへのこだわりかと思いましたが
    Graymanさんのいわれるコーヒー哲学の方が的を得ているような気がします

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  3. ☆★☆ gatayanさん…♪ ☆★☆

    整備された高速道路網を利用すれば、帰省は、おおよそ5時間。
    その5時間の中には、3ヵ所のサービスエリアでの休憩(全体で1時間くらい)も含まれます。
    でも、車旅による帰省は、帰ることだけに汲々とすることはありません
    急ぎ旅は、羽田から飛行機を使えばよいので、車の旅は2~3日かけてゆっくりと!(^^)!
    旅を楽しむ余裕の少ない我が家にとって、帰省も貴重な「楽しむ旅」のひとつなのです(*^^)v

    東名高速から名阪高速に入って、米原から北陸高速を北上する方法もありますが、混雑と途中に適当な温泉群が少ないことから、このルートはめったに取りません。関越道の藤岡JCTから上信越道へ、軽井沢を経由して小諸・上田まではいつもの道、その後は「長野に向かうか?」「松本に向かうか?」で大きく異なります。

    生クリームをたっぷり乗せた珈琲、ベートーヴェンが愛した「ウィーン風の珈琲」は、私も大好きでしたが、そう言えば、最近はあまりお目にかかっていませんね(^^♪

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  4. ☆★☆ yutaさん…♪ ☆★☆

    わたしも、yutaさんのおっしゃるように「お店の人の珈琲へのこだわり」であることに、間違いは無いようです。
    お店の入り口に「黒板」があって、チョークで書かれた美しい文字が…(^^♪

      空の青さに気付くしあわせ。
      木々の緑に感じるしあわせ。
      語りあう人がいるしあわせ。
      珈琲の香りに感じるしあわせ。

    そんな『ちいさな幸せ』をもたらしてくれるのが、珈琲なのだと~私は大いに納得した次第です\(^o^)/

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  5. 珈琲哲学とネットで検索してら松本や長野など結構ありました。
    外観は皆同じでしたよ。 珈琲屋さんって外観でおいしそうと決めることが多いので、見た目は合格ですね。
    それに黒板の文も安らぎを感じます。こんな文を書けるなんてステキですね。

    白エビの煎餅が好きです。次回はお待ちしております。(^_^;)

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  6. ☆★☆ Tinyさん…♪ ☆★☆

    なるほど(私も、netで確認してみましたが)ありましたねェ、北陸以外にも!
    東店」と書かれていましたから「西店」ってのもあるでしょうから、少なくとも北陸には2店舗あるの
    だろう~って思っていましたが、いわゆるチェーン店だったのですね。

    昔は何度も走った(でも近年は、殆んど走っていなかった)道でしたが、田園地帯の真ん中に、
    こんな建物を見かけたのは、今回が初めてだったのです。

    広い駐車場は車であふれ、品川や練馬はモチロン、奈良とか広島ナンバーの車がたくさん停まっていた。
    「きっと、美味い店なんだろうなァ~」ってことで、入ったわけです(順番を継いで、ようやく席に~)。
    あははッTinyさん、白エビの煎餅ですか、「白えび」って、どこにでも在るものじゃないそうですね!(^^)!

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  7. 帰省されていたのですね!

    能登、金沢には数回しか行ったことはありませんが、もう十年以上前のことで
    夜に東京を出て、松本から富山まで山道を走ったことを記憶しています(私は運転出来ないので(^^ゞ)
    地図を見てこれが最短のルートだと思ったのですが、その山道・・・峠?はあちこちで工事中で
    深夜とはいえ寂しくありませんでした(笑)

    今は車で遠出はしなくなりましたが、私も一般道が好きです。
    国道一号線をずぅ~~っと大阪まで行ったりしました。

    旧道と言えば、旧中仙道を木曽福島から名古屋まで歩いたこともあります。
    若かりし頃の話ですが(^^ゞ

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  8. ☆★☆ franさん…♪ ☆★☆

    franさんは、「地図を見てこれが最短のルート」そして「松本から富山まで山道を走った」とのことですが、たぶん「安房峠越え」をなさったのだと思います。この道は、私にとっても懐かしい道で、帰省にさいして何度も走った道でした。

    松本から梓川沿いに走る国道158号線で、新島々を抜けて釜トンネル入り口に出る。その先はとんでもない九十九折の狭い山道で、舗装はされていましたが、対向車が見えるとお互いに広い場所を見つけて待機しなけらばならない危険な道だったことを記憶しています。

    危険極まりない道を上り詰めたところが安房峠で、安房峠の茶店から眺める穂高連邦の峰々が壮観でとても綺麗だったことも忘れられません。安房峠を越えると広い樹林地帯があったことを憶えています。これを走り続けると、鼻をつく強い硫黄のにおいのする平湯温泉に出ました。この山道は秋から春にかけて閉鎖される「夏季限定道路」でした。

    今は安房トンネルができて、安房峠道路が開通しましたので、むかしのような安房峠の茶店には行けないようです。平湯から国道471号を走り、神岡から国道41号線に入って、右手に神岡鉱山跡を見ながらそのまま富山県に入る。

    franさんから頂いた嬉しいコメントで、懐かしい安房峠越えの車旅での帰省昔を想い出し、長い返信コメントになってしまいました(^_-)-☆

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  9. 北関東にも珈琲・・の名がつく喫茶店があり、造りもよく似ています。
    代表的なのは「珈琲貴族」でしょうか。
    長距離運転で疲れた身体と頭に珈琲の香りはいい気分転換になりますね。
    奥様と過ごされた時間の珈琲哲学も素敵^^

    安曇野はちひろ美術館に行くためだけに訪れたことがあります。
    自然の懐に抱かれて木の温もりが感じられる素敵な場所でした。
    またゆっくり訪れてみたいです。

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  10. Graymanさん、こんばんは。
    ステキな思い出ですね~、
    私はGraymanさんのブログを読みながら、
    母の実家がある山形へ何度となく帰省したことを回想していました。
    父の場合は、Graymanさんのように、子供のことを思って
    松本城や温泉郷などへ寄ることは希で、
    道路が空いている真夜中に下道から高速に入って
    一気に千葉から山形まで走っていましたが、
    山が見えてきたりドライブインで見る朝焼けや
    手作りのおにぎりやお茶などをとても懐かしく思い出しました(^^)


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  11. たくさんの荷物を持ったお盆の帰省は、列車や飛行機では人ごみに疲れます。
    車は混んでもドライバー以外は、車の中は居間のようなものですから、車旅のメリットが良くわかります。
    それに、時間はかかっても、服装にも余り気を使わなくても良いですしね(笑)

    今回も、夫婦二人の時間にとらわれない気まま車旅で良かったですね。
    時間にとらわれずに、ゆっくり想い出の道をドライブされるGraymanさんの姿が目に浮かびます。
    これもスローライフと言うのでしょうか(*^_^*)

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  12. こんにちは
    東京で生まれ育ったので故郷がありません
    子供の頃、友達が帰省するのをみてうらやましく思いました
    帰省は家族にとって大事な行事であるとともに、
    家族共通の思い出でもあるのですね

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  13. 懐かしい道を走らせて見つけられたお店。
    素敵な発見ですね。
    このお店はただおいしいコーヒーを提供するだけでなく、
    それぞれのお客さんにかけがえのないオリジナルの時間を
    すごさせてくれる場所でもあるようです。
    お店が大人気なのもなんとなくわかる気がします^^

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  14. ☆★☆ あかねさん…♪ ☆★☆

    いつもコメントいただき感謝です。
    造りが似た喫茶店があるとのこと、「珈琲貴族」ってネーミングも洒落ていますね。
    異本的にドライブ好きの私は、運転すること自体に、あまり疲れは感じません。
    普段は、休日の買い物とかテニスクラブに通うこと以外に、運転する機会はありませんので、
    年に何回かの長距離ドライブでは、力いっぱい頑張れます(笑♪)

    安曇野は、私も大好きです(^^♪
    安曇野には、幾つもの瀟洒な美術館がありますね。
    安曇野の春の野辺を、わさび田や道祖神めぐり、美術館で骨休めしたことを思い出します!(^^)!

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  15. ☆★☆ Hirokiさん…♪ ☆★☆

    山形もとても良いところですよね(^^♪
    米沢、山形、鶴岡、酒田、月山に羽黒山、私にも思い出深い場所がたくさんあります。
    家を離れてする食事、とりわけ自然の中で食べる食事は、ほんとうに美味しいですよね。我が家でも、女房がお弁当やおにぎりを作って、途中の高原や湖でハイキング気分を楽しんだものです。

    私の場合は、夜間のドライブは、可能な限り避けるようにしています。
    車旅は山行きと同じで、朝早く発って日の高いうちに目的地(旅館なりホテルなり)に到着するようにしています!(^^)!

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  16. ☆★☆ 塞翁さん…♪ ☆★☆

    車旅はほんとうに自由ですね(^^♪
    服装も(必要ならば持っていける)、持ち物も(車のトランクに入るものは勝手に持っていける)、
    特別に制限することなく、自由気ままに旅することが出来ます。

    土日をはさんだ9連休を利用しての旅でしたから、特に時間にも縛られることなく、
    融通無碍に移動できました。
    とりわけ今回は、女房と二人だけの旅でしたから、今までにないくらい、とても気まま車旅でした。

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  17. ☆★☆ Yutaさん…♪ ☆★☆

    いつもコメントいただき感謝です。
    東京生まれの粋人こそがYutaさんですよね(^^♪
    いつも親族が身近にいらしゃることの方が、私たち帰省組みには、羨ましいことでした。
    帰省はある意味、一年のうちの一大事業でした。
    それでも、子供たちが小さかった頃の帰省は、私たち夫婦が行う親孝行だった訳です。
    田舎の両親たちは、孫が来ると、いつも顔をほころばせて喜んでいましたから~\(^o^)/

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  18. ☆★☆ バジリコさん…♪ ☆★☆

    車を走らせていると、周りは田んぼばかりの田園地帯に、突如として現われたエキゾチックな建物でした。
    昔は、何度も走っていた道なのに、こんな建物があったなんて(モチロン、当時は無かったと思いますが、)~強く興味を持ちました。
    珈琲哲学という名前にも惹かれました。

    高速道が整備されてから、長らく走らなかった旧・国道8号線でしたが、また新たな想い出が出来ました。
    バジリコさん、たまには昔の道を走ってみるのも、良いのもです\(^o^)/

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  19. はじめまして、お邪魔します。

    ブログにコメントありがとうございます(^^)


    素敵な珈琲哲学に、ホッとしました。
    それにしても、写真の撮り方で、想いまで伝わってくるんですねー・・・・。

    そう感じました。

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  20. ☆★☆ MASAYOさん…♪ ☆★☆

    嬉しいコメントに感謝です(*^^)v
    私は、生まれが北陸なだけに、田園地帯の中をゆったりと走るのが大好きです。

    農園をやってらっしゃるようですね。
    とても羨ましいと感じています。

    帰省中にフッと、美味しい珈琲のお店を見つけました。
    我が家は家族が皆、(夏でもホットな)珈琲が大好きです。
    ビールは、モチロン冷たく冷やしたビールですが、珈琲だけはどんなに暑い夏でも、ホットな珈琲です!(^^)!

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