Saturday, March 17, 2012

There is no rose without a thorn.

薔薇にとげあり…♪

iBooks 2 for iPadによって米Appleは、『 教科書を再発明』するという。
iPad によって実現する電子教科書は、テキストや写真による従来の電子書籍とは異なるようだ。

ビデオオーディオ3次元オブジェクトKeynoteアニメーションなどが組み込まれたページを、
流れるように操作できる。

そんなiBooks 2 for iPadを見ていると、
電子教科書への移行は(少なくとも英語圏では)時代の必然なのだと思ってしまう


オブジェクトや動画をピンチすると、美しく緻密なフルスクリーン表示となり、ハイライトにした部分を
タップすると、メモ書き検索のツールが現れてくる。

検索すれば、電子教科書は、膨大で広大無辺な「インターネットの世界」に繋がる。

このネット検索機能によって、文部科学省の教科書検定は、意味を失う
リンクが張りめぐらされたネット情報を、逐一検定することなど、出来っこないからだ


米Appleは、同時に、電子書籍を簡単に作成するツール iBooks Authorを提供する。
これもiBooks 2 同様に、無料で提供される。

米Appleは、電子書籍の流通促進を図って、 iBookstore に『テキストブック専門部門』を新設したが、
「日本では?」と訊くと、「テキストブック専門部門を作ること、それ以前の問題がある」という。

日本の iBookstore そのものが(じつは、今でも)開店休業状態なのだとか。
問題にすべきは『日本の電子出版の遅れ』だと思う。




東京大学秋入学を検討しているが、
日本の大学は高等教育機関の国際的大競争に、すでに遅れをとっている。

受験生の大多数は「日本の流れ」に適応しようとするが、目端の利く高校生は、すでに外国を見ている

帰国子女、外国人、留学生の採用枠」が急速に拡がる日本の就活戦線。

少子高齢化が進む日本であるがゆえに、
国内マーケットだけをフォーカスするだけでは、先細り感が否めないからだろう。

しがらみや慣例にとらわれて、遅々として動きの鈍い日本に埋没することなく、飛び出して、
時代のエッジを切り開く世界で、ZONEに入って 活躍したい

これを実現するために『自分の限られた資源を投入する』のは楽しい


10 comments:

  1. 紙の世界がなくなるのはどうなんでしょうか?
    会社でもペーパーレスとか言ってますが・・・
    今の私は文字を書く機会が減少、漢字を忘れつつあります。
    子供の教科書がipadになったら子供は文字が書けなくなるのでは?
    小学生とかには採用しないでほしいです。

    画像はお庭のバラですか?
    良い香りがしてきそうですね。

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  2. ☆★☆ Tinyさん…♪ ☆★☆

    カードとかシステム手帳を持ち歩いた時代が、今では懐かしく思います。
    今はスマホ上のアプリ、Evernoteジョルテが、これらの代わりをしてくれています。
    書類を持ち歩かなくてもクラウド上にアップしておけば、外出先でも、タブレット端末で参照しプレゼンも容易です。
    通勤電車の車内でも、新聞をiPhoneやiPadで読むサラリーマンが、増えていますね。
    ペーパーレスは地球にも優しい~あるべき姿だと思います(^^♪
    そして、私も、だんだんと、手書きでは漢字を書けなくなってきています^_^;

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  3. 私もだんだんと漢字を忘れてしまい・・・本当に困った状況です。

    3年ほど前でしたか、愛知県のいくつかの学校で紙の辞書を使っている生徒と、電子辞書を使っている生徒の学力分布を調べる実験がありました。

    圧倒的に紙の辞書を使っている生徒の方が優勢だったみたいですが、分析としては、電子辞書がもく手じの事項にたどり着くまでに寄り道を必要としないことに対して、紙の辞書の使用者は少なからず寄り道がある・・・つまり何かを調べているうちに他の項目に目がいっちゃって、そっちを読んでしまう・・・

    効率という面からすれば確実に前者が優位なわけですが、寄り道にもそれなりの効果があるようで・・・・

    もちろんコンピューターをはじめとした電子機器と3年前の電子辞書を同一に比べることができるわけもないのですが・・・

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  4. ☆★☆ gatayanさん…♪ ☆★☆

    スマホには「無料の電子辞書アプリ」が沢山入っています。
    英和、和英、国語、熟語…様々です。
    英語だけではなくフランス語、ドイツ語などもカバーされています。
    これらは全て無料で、小さなスマホの中にすべて入って「かさ張らず軽量そのもの」ですから、いつも持ち歩くことができ、気になる事は直ぐに調べることができます。
    単語や例文の発音を「音声データ再生」として聞くことができます。
    そのまま、ネット検索すれば、更に色々な情報を得ることができます。

    gatayanさんがコメントされたことも、私も、全くそのとおりだと思っています。
    如何なる方法を取ろうとも、要は使いこなし方であって、いつでも、どこでも、簡単に即座にしかも頻繁に使える~とい条件から、私は『スマホアプリの辞書』にハマっています。

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  5. こんにちは
    新しいi padの売れ行きは順調のようですね
    appleは17年ぶりに株の配当を再開するとのこと
    常に新しいものを世に出しているapple

    パソコン、タブレット、スマートフォーンを
    自在に使いこなすGraymanさんを少い見習いたいと思ってます^^

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  6. Graymanさん、こんばんは。
    電子書籍の世界はしがらみなんかもあって、
    思ったようには進んでいないけど、
    教科書がタブレット端末に採用されて、
    小学生がランドセルを背負って学校に行くのを見なくなる時代がくるかもしれませんよ。
    そういった世代がお金を使うようになれば、
    世界感が変わるのもあっという間のことかもしれません(笑)

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  7. ☆★☆ Yutaさん…♪ ☆★☆

    アップル社に人々は、今や『スティーブ・ジョブス様々』なのでしょうね。
    アップル社のMVでは世界一ですね。
    かつてはGEの独壇場だった場所に、今はアップルが立っている。
    ジョブスは死の直前まで『次のICT技術のあるべき姿』を考えていた!
    既存技術の流用と「徹底したこだわり」で差別化を図り、付加価値を創造した。
    時には執拗になり強圧的にもなった。それでも「徹底したこだわり」が新たな「質」を生み出して、新たな市場価値へとつながった。
    これからは、日本にも、スティーブ・ジョブスのような人が出て欲しいと思うのですが…(#^.^#)

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  8. ☆★☆ Hirokiさん…♪ ☆★☆

    真新しい教科書をもらって、開くとプーンとインクの匂いが漂ってきたことを憶えています。
    私の世代は小学生時代も教科書は有償でしたから、親が学校へ買いに行きました。
    親が教科書を持って帰って来るのが、とても待ち遠しかった(*^^)v
    電子教科書になれば、きっとランドセルも不要になるでしょうね。
    そして色々な種類の教科書から、その時々の自分の理解力のレベルに合った教科書を選んで、学ぶようになるのでしょうね!(^^)!

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  9. こんにちは
    情報過多の現代はアプリひとつにしても種類がたくさんありますね。
    私も今年からスマホですが機能の半分も使ってないです(^^;
    文章中の「ZONEに入る」、興味深く拝見しました。
    フィギアの演技などにも当てはまるものを感じます。
    薔薇に棘は付きものですが今は薔薇の芽の紅が美しいですね。

    薔薇の芽に滲む悪女の深情け

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  10. ☆★☆ あかねさん…♪ ☆★☆

    返信が遅れてしまいましたことに、先ずもって陳謝いたしますm(__)m

    どんな美しいものにも、醜い一面があるようですが、
    そのことだけで美しさの全てが、台無しになるようなことはないようです。
    美しいものを美しく見る、醜い面があってもおおらかに眺める~、
    そんな「解釈のしかた」というか、「ものの見方」が求められるのだと思います。

    「ZONEに入る」てのは、ポジティブ心理学の考えですが、
    茜さんは発句のとき、きっとZONEに入っていらっしゃるのでしょうね!(^^)!

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