● 江戸川の上流域、写真散歩…♪
桜が散ってしまっても、ハナミズキが代わってあでやかな花をつけ始める。
我が家の近くには街路樹がハナミズキの長い通りがあって、その街路樹が満開に近づくと私は
「花冷えの季節」が去って『カメラ片手の散歩(photo walking)』の季節が来たことを実感する。
私は今年も「さくら」や「はなみずき」をたくさん写した。
春の季節を感じながら写真を撮るのは、やっぱり気持ちが良いものだと思う。
きもち良いものを代表する言葉に、春風夏雨(しゅんぷう かう)があるが、春の薫風はとりわけここち良い。
サクラを楽しみ、ハナミズキを楽しんだ私は、こんどは春の風を楽しみたいと思い、春の水面(みなも)を
わたり来る風をもとめて、カメラ片手に江戸川散歩へと出かけた。
江戸川河口堰から河口付近の三番瀬へと向かおう~とも考えた。
でも今回は、広報の記事に誘われて、長閑な春景色が楽しめそうな上流域へ向かうことにした。
東京都民の重要な水源でもある江戸川は、千葉県と埼玉県と茨城県の三つの県が交わる「関宿分岐」で
利根川と分かれる分流であり、流路延長60km弱の短い部類の河川である。
今回のphoto walkingもやっぱりレンズ一本勝負!
レンズ1本勝負といえば、28mmもしくは 35mmをつけることが多いのだが、今回はEF85mm F1.8 USM
をつけた。
レンズ一本勝負は~多くのスナップ写真ブロガーと同じ気持ち、 ボディ1台にレンズ1本だけの身軽さで、
可能な限り多くの場所を歩き回りたい~からに他ならない。
85mmといえばポートレートレンズ、photo walkingに向いているとは言いがたいが、それでも、
このレンズで撮れるものだけを撮る。
歩きながらパシャ、パシャと撮ってゆく。
歩くリズムに合わせて、シャッターを押してゆく。
装着した32GBのCFカードは、1日位のphoto walkingでは、オバーフローすることはない。
CFカードには『何てこと無い写真』が、どんどんたまって行く。
アングルや、フレーミングにちょっとだけ気を遣っても、決して、名作を撮ろうなどと思わない。
気の向くままに、シャッターを押していくだけだ。
春の風に吹かれながら、パシャ、パシャ~これがまたタマラナイ!
*
**
Friday, April 27, 2012
Subscribe to:
Post Comments (Atom)
>このレンズで撮れるものだけを撮る
ReplyDeleteいやあ、励みになるお言葉です。これで私も自信持ってカメラ付携帯で撮った写真をアップできます。けれども・・・携帯のカメラだから仕方ないっていうふうな言い訳はできなくなりますよね・・・
まあ、いいや。その時々都合のいい方でやっていくことにします。
ところで、川岸に黄色く咲いているのは西洋カラシナでしょうか。本当に長閑な光景ですね。
大和の地でも西洋カラシナは春の川岸を飾る風物詩になっています。ここ、20年とちょいぐらいのことなんですけどね。
☆★☆ gatayanさん…♪ ☆★☆
ReplyDelete中望遠短焦点レンズでは画角が決まってしまいます。
ですから、あれこれ画面構成を考えて作画するわけにはいきません。
だからササッと撮る(^^♪
作画を意識するというより、風に流れていくような気分で写真を撮るのです。
どこにでもある春の風景の「画角に納まる光景」を拾い集めるように撮っていきます。
今年も桜撮りに出かけた「関東の有名な桜の名所」では、『さくらと菜の花の風景』で観桜客を楽しませてくれました。これは間違いなく~畑を作って種を蒔いて育てている~菜の花だと思います。
江戸川上流の“菜の花”(土地の広報には“菜の花”と書かれている)は、gatayanさんがおっしゃるように西洋芥子菜かも知れませんね。
アブラナなのか、カラシナなのか、アップで撮った写真をみても判りませんでしたが、ネットで調べると、
「畑ではなく、土手などに咲いていれば、ほぼ“セイヨウカラシナ”と見て、間違いない」とのことでした。
江戸川上流の長閑な春景は、黄色い絨毯が優しいアクセントになっていました。
こんにちは
ReplyDelete川沿いに咲く黄色の花(セイヨウカラシナですか)、鮮やかで春を感じます。
photo walkingとはいい言葉ですね^^
楽しみながら撮られているグレイマンさんの姿が目に浮かびます。
こんにちは、Graymanさん
ReplyDelete優しい色調の写真、ステキです~
Graymanが撮られた写真は、
何故か外国の風景に見えるので、不思議なんです。
中望遠レンズ一本で、このように表現できるんですね^^
気の向くまま風に吹かれてのお散歩写真、
楽しませていただきました、ありがとうございます♪
東京の川岸は今、鮮やかな黄緑の世界なのですね。
ReplyDelete私は一応レンズは二本持っていますが、怠け者なので18−55mmで全て撮っています。
春の花咲く季節のフォトウォーキングは、楽しいですね。
こちらは紅葉の秋で、やはりカメラをぶら下げて歩くのが楽しいです。
☆★☆ Rainbow of dreamさん…♪ ☆★☆
ReplyDeleteカメラ片手の散歩は、ふだんは“街歩き(市街地)”が中心です。
でも今回は、Rainbow of Dreamさんにならって江戸川の上流沿いを歩いてみました。
モチロンですが、八海山を仰ぎ見る『魚沼』のような雄大な写真は撮れません。
それでも全身に春の風を受けて、爽やかな写真散歩となりました(^^♪
PhotoWalkingってのは、私のお気に入りの言葉ですが、決して「ジャパニーズ・イングリシュ」ではありません。
“写真を撮ることが主目的の歩くという行為そのもの”を示す言葉で、英国に行っても意味は、きちんと通じます(Photo-walking is the act of walking with a camera for the main purpose of taking pictures of things that the photographer may find interesting.)。
Rainbow of dreamさんも、この言葉・Photo walkingをどんどん使って頂けたら嬉しいのですが~(*^^)v
☆★☆ いちこさん…♪ ☆★☆
ReplyDelete私の方こそ、鹿児島や熊本、そして桜島や阿蘇の「写真旅の紀行」で楽しませてもらっています!(^^)!
春の色調は“PhotoShop”を使って、かつて私がフイルムカメラ時代に常用したフイルムKodakの“E100VS”の色調に似せました。E100VSは、ビビッドでサーチュレィテッドなフイルムでしたがFujifilmのVelviaほどではなくて、とても使い好いフイルムでした。
今回はその色に似せるように画像処理ソフトで、いつも以上に手を加えています。
ブログ掲示写真にレタッチソフト(私の場合はPhotoShop CS)を用いるのは、① “10MB”ちかくの写真データを“100KB”位の小さなデータに変えて、ブログにたくさんの写真を掲示できるようにする ②写真に文字を追加する ③トーンカーブ補正を使ってプリント用に撮った写真をモニター用にするためにいくぶん明るくする ~この3つの目的からです。
☆★☆ Starofayさん…♪ ☆★☆
ReplyDelete東京湾に注ぐ江戸川の川岸には、今、ここちよい春の風が吹いています。
この心地好さは、ブルーマウンテンや爽やかなシッニィー湾の「秋の清々しさ」とは、少し違う心地好さなのかも知れません。
それでも私は、世界遺産ブルーマウンテンでのフォトウォーキングに憧れます(*^^)v
春と夏、北半球と南半球の季節は、完全に逆なんですよね。
分かっていても、いつも間違ってしまいます(笑♪)
フォトウォーキングには18−55mm(換算すると27mm-82mm)が、広角から中望遠の全てを捕捉してくれる、とても便利なレンズだと思います。
このレンズの選択は、大正解なのではないでしょうか!(^^)!
このレンズ1本で何でも撮れる、最高に便利なレンズだと思います(^^♪
ん~なかなか手を出さない85mmレンズ、なぜなら構図が決まらないからです。
ReplyDeleteでも文章読んでいて風に流されて気軽にサクサクと撮ればいいんですね。(^O^)/
1枚目の風景がすごく気に入ってます。
両岸の黄色の絨毯が長閑な雰囲気になってます。
1日川を歩くスナップもいいですね。
こんばんわGraymanさん!!
ReplyDeleteやっぱり書けてなかったようですね
昨日コメントを書かせていただいたのですが買ったばかりのiPadを使ったので・・・何か間違えたようです(爆)
一昨日突然ルーターが壊れてインターネットが使えなくなってしまいまして、やっと先ほど
ルーターを替えて復旧したところです(^^ゞ
菜の花はビタミン色ですね~見ているだけで元気になります。
我が家は14-24mmだけかも知れません(笑)
カメラ片手の散歩。いいですね♪
☆★☆ Tinyさん…♪ ☆★☆
ReplyDeleteそうなんですよねッ、私の場合、家族のポートレートにも35mmを使うことが多い!
でも85mmを持っているんですよねッ~(笑♪)
それでも多くの場合85mmの画角は、70-200mmズームでカバーしてしまうことが多い。
これまで出番がほとんど無かったEF85mm F1.8 USMレンズを、何とかして使ってみようと思い立った
わけです。
今にして思えば、キャノンの誇るL (える) レンズにしなくよかったと思っています。
重くて価格的にも3倍以上もする「EF85mm F1.2L II USM」にしなくて良かったと、少なくとも今は、
そう思っています。
これからも、『決して名作を撮ろうなどと思わないで、流れるように撮ってゆく85mmのPhoto walking』を、
続けたいと思っています (^_-)-☆
☆★☆ franさん…♪ ☆★☆
ReplyDeleteGoogle blogは、排他制御が強すぎるためか、「書き込みしてくださったコメントが消えてしまう現象」が
多々発生するようです。
この現象は、コメント書き込みが「スマホから~」、「タブレットから~」、「PCから~」を問わず起こるようで、
ほんとにご迷惑をおかけ致しております、、深謝申しますm(__)m
設定などの問題ではないようで、私も手の打ち用がなく、困っている状態です^_^;
franさんの場合は、14~24mmという『超広角ズーム』ですよね。しかもf2.8の『大口径レンズ』ですね (^^♪
使いこなすには難しい超広角ですが、さすがは“撮影名手”のfranとtutoさんです。
自家薬籠中の物として使いこなされているところが素晴らしい\(^o^)/
わたしもフィルムカメラ時代に、出張時などにカバンに忍ばせるカメラとしてリコーGR21を使っていました。
難しい画角でしたが、トリミングを多用することでなんとか使いこなしていました。
私には28mmか35mmが限界で、これ以上の広角は手に余るようです(笑♪)
Graymanさん、初めまして。素敵なハンドルネームですね。
ReplyDeleteミヒャエルエンデのお話はMOMOもNever Ending Storyも大好きです。
ゆっくり拝読したいのですが、これから仕事ですので、渡航先でまたゆっくりお邪魔したいと思います。
カメラ、難しいデスネ。
初心者なのでこれからがんばります!
お久しぶりになってしまいました。
ReplyDeleteレンズ一本勝負、このレンズで撮れるものだけを撮るってなかなかいいですね。
いつもあぁもう1本持ってくればよかった~と後悔ばかりしている私にとって、とても新鮮に感じました。
歩きながら、歩くリズムに合わせてパシャパシャと撮ってゆく・・こんなことが出来るのですね~。
いろんな勉強が出来そう!
またよろしくお願いいたします^^;
☆★☆ reikopepさん…♪ ☆★☆
ReplyDeleteエンデのお話には“夢”がありますね!
『はてしない物語』にも単なるファンタジィを超えた「夢=希望」がありますよね!(^^)!
エンデが紡ぐ世界は「児童文学の範疇だけで捉えるべきではない」と思っています。
自分自身の生き方(少なくとも“社会人として生き方”)は、時間に追われ効率重視の生き方にならざるを得ない~という現実があるんですね。
これを大いに恥じて、自嘲気味に付けた名前が『悪役で時間泥棒のGrayman』なのです(笑♪)
USA流にGreymanと記せずに、 UK流にGraymanと記したのも自嘲の一端なのです^_^;
これからも50mmF1.4でお撮りになる清廉で正統な写真で楽しませて頂きたいと願っています。
これからも宜しくご交誼のほど、お願い申します(*^^)v
☆★☆ kaguyawingさん…♪ ☆★☆
ReplyDeleteなまけものの私は、できるだけ撮影機材を持たずに、写真を撮ろうとする“フトドキモノ”です^_^;
おっしゃるように「もう一本レンズを持ってくれば撮れたのに~」という情景にできわすことも多々。
でもそんな時に私は、「もう一度来ればよい」と考えて自分を納得させることにしています。
kaguyawingさんの『エジプト旅行写真』を見せていただきました\(^o^)/
羨ましいですねェ、エジプトに行ったことがない~というか、アフリカ大陸や中近東には
一度も行ったことがない私です。
もしエジプトに行けたと仮定して、必要なレンズが無くて「もう一度来ればよい」って訳には
行きませんからねェ。
その意味ではレンズ一本勝負ってのも、『相当いい加減な撮影法』なのかも知れません(笑♪)
これからも「楽しい旅行写真」で楽しませて頂きたいと思っています(^_-)-☆
こんばんは
ReplyDeleteのどかな良い風景ですね
春の色満開でとてもきれいです
東京の川で江戸川が一番好きですね
というのは、コンクリートの堤防ではなく草に覆われていて
自然なかんじ(本来の川)がいいですね
天気がよければ自然と屋外で出たくなります
EOS5に85mmf(1.8は明るい)のレンズをつけてphoto walking
足取り軽く、シャッター音も軽快にでしょう
二子玉川の高島屋あたりもはなみずき通りというようですね
☆★☆ yutaさん…♪ ☆★☆
ReplyDeleteYutaさん、“Yutaさんこそが、最高のPhoto-Walker”ですよね(^_-)-☆
いつも、見事な情景を、切り取りになる~その“写真感性”!
ライカにズミクロン、はたまたツァイス~その無駄を排した“究極の撮影機材”!
私も江戸川散策が大好きです。
矢切の渡しやフーテンの寅さんに出てくる葛飾柴又の情景もみな、江戸川ですから~!(^^)!
おっしゃるように草に覆われた堤防や河川敷が最高です。
わたしのPhoto walkingもメッカといわれた“谷根千”から“江戸川”へ~(^_-)-☆
『二子玉川の高島屋あたりの“はなみずき通り”』は、本家本元ですね。
いまでは都内に多くの“(通称)はなみずき通り”があるようです。
昨日(5月5日)女房と二人で『ボストン美術館・日本美術の至宝(特別展)』に行ってきました。
上野公園の桜はすべて青葉・若葉に覆われて、上野公園は若みどり一色に染まっていました。
ところどころに咲いている“ツツジ”と“ハナミズキ”がカラフルでとても艶やかに観えました!(^^)!
塞翁です、笑!
ReplyDeleteこんな長閑な景色の中をPhoto walkingすれば、肉体的にも精神的にも効果満点でしょう。
癒し効果も有ったようで、撮られた写真も長閑に仕上がっています。
ところで、何てことない写真というのが気になります。
Graymanさんのいう、
名作では無くて、なんて事ない写真と、いうのを観てみたくなりました。
どんな写真のことでしょう?
チョット意地悪なお願いまで。。。(宜しく!)
江戸川の上流のphoto walking。素敵ですね。
ReplyDelete下流のほうしか知らないので、一度ぜひ足を運んでみたくなりました。
85mmの中望遠レンズ1本勝負というのもいいですね。
ハナミズキは私も大好きな花です。
花もかわいいですが、葉っぱも好きです。
そして、この間いただいたコメントはうれしい驚きでした。
私、Graymanさんの大学の後輩です。(ただし文学部米文学科卒ですけど^^;)
これからもどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m
☆★☆ 塞翁さん…♪ ☆★☆
ReplyDeleteあははッ塞翁さん、blogを閉じてなお、blog時代のハンドルネームを使用されるのは何故?~(笑♪)
H/Pのアドレスやfacebookのアドレスでは受け付けてくれませんでしたか?~^_^;
何てことない写真は、すべてクラウドにアップして、貯め込んでいます(笑♪)
『江戸川(パート2)』のブログ記事でも起こして答えればよいのでしょうが、昨日(5月5日に)上野の
美術館に行ってきたので…その時に撮った写真をいづれ整理して、それを記事に起こして、
貴殿の要望への回答とします(笑♪)
すでにお気付でしょうが、もちろんのこと否定的回答です(大笑い♪)
☆★☆ バジリコさん…♪ ☆★☆
ReplyDelete私も含めて、多くの場合、江戸川散策は葛飾柴又から河口にかけて~なのでしょうね。
今回の最上流(利根川から分かれて江戸川になる処)散策も、十分満足のいくものでした。
出番の少なかった85mm、これからはチョクチョクレンズ1本勝負で、出番を作りたいと思います(^_-)-☆
こちらこそ宜しくお願い致しますm(__)m
バジリコさんは、才媛なのですね!(^^)!
私は今も昔も、英語で苦労しています^_^;
京都に市電が走っていた時代~そんな私の卒業年度は、大成した者が少ない~いわゆる理学部の
“輝かない年度”です。
それでも琵琶湖周航の歌は今でもよく歌います~下宿(北白川の下宿)の先輩に引っ張り出されて、
何の前夜祭だったか忘れましたが、そのたび『円山音楽堂』で、大声で歌いましたから(*^^)v
Graymanさん、こんにちは。
ReplyDelete江戸川の下流域近くに住んでいたので、
よく河川敷は散歩していましたが、
上流域の写真は初めて見ました。
整備されている下流域とは違って、
川幅も狭く河岸に木々が生えてる様子だけを見ると
とても江戸川には見えません。
黄色のアクセントがとても効いています!(^^)
☆★☆ Hirokiさん…♪ ☆★☆
ReplyDelete江戸川はとても良い川だと思っています。
江戸川の流れに沿って生きる人たちの憩いの場所でもありますね。
そして車を走らせて1時間半で、江戸川の発端に至る。
この川の始まる場所には、昔の古き良き時代の河川風景が見られます。
長閑な情景は季節がらm若葉・青葉におおわれていました。
Hirokiさんの黄金週間はクアラルンプール(KL)だったのですね。
オフィシャルでもプライベートでも、私が行ったことが無いKLです。
是非にHirokiさんの熟達されたcamera eyeを通して観させて頂きます(^^♪