Thursday, April 8, 2010

Exercise Wisdom in crafting a new growth strategy

成長戦略に知恵を絞る…♪

The latest Tankan--a key indicator used by the central bank in determining its new credit policy--shows major manufacturers have become the nation's first business sector to embark on a recovery path due to a rise in exports to Asian and other markets.
This has favorably affected leading non-manufacturers, causing that sector's business conditions to look increasingly hopeful.

However, numerous corporations believe there are too many employees on their payroll, meaning there has been no growth in the number of job offers.
This has been exacerbated by a continued drop in corporate workers' salaries.


             写真をクリックすると、大きくして観ることができます (*^^)v

景気は回復していると言うけれど…

最近発表された日銀の「短観たんかん:企業短期経済観測調査)」によれば、日本経済は回復基調にあり、明るさが戻ってきていると分析する。

・景気の牽引車といわれている大手製造業が、アジア向けを中心にして輸出好調である
・製造業の好調が、大手の非製造業にも波及して、業績は上向きである
この二つが、日本銀行が“景気の明るさが戻った”と判断する根拠となっている。

上向きの日本経済だが、多くの企業にとっては、国内での仕事が増えていない…というよりむしろ減少傾向が続くという問題がある。

国内の仕事が減少傾向であることから、大半の企業経営者は、国内の設備投資を抑えるという判断をすると同時に、社員が多すぎると感じている。

 ── 景気は回復基調でも、逆に雇用は減少している ── 
 ── 労働者の給与は、継続的に減り続けている ── 
という二つの社会問題(現象)が起こっている理由の説明がつく。



夢と希望の象徴としての桜が…

同居していた叔父が玄関先で、自慢の2眼レフ記念写真を撮ってくれた。
真新しい制服と帽子、ランドセルをかついた私が、緊張した面持ちで写っている。
スクウェアー・フォーマットの写真から湧いてくる、小学校に入学した朝の記憶は、不思議なくらいに、今も鮮明だ。

写真には、祖母・父母・二人の妹、そして二人の叔父、みんな…笑顔で写っている。
母に伴われ、緊張のあまり転びそうなりながら、校門を入ると、今を盛りと咲き誇る桜が“桜のトンネル”となって新入生を迎い入れてくれた。

思い返せば、私の人生の節目には、いつも桜が咲いていた


年を追って株価が右肩上がりを続けた昭和の時代は、『頑張りさえすれば、何とかなる!』と、当時の社会を信じることができた安定の時代であった。
この時代の桜は夢を持って挑戦へと駆り立てる─そんなself-helpを鼓舞する象徴になっていたのだと思う。

ひるがえって現在の桜は…、その象徴としての役割を果たせているのだろうか?

新卒者への求人倍数が、極めて低い水準にあると報じられる、今年の社会世相である。
夢のある挑戦どころか、挑戦の機会すら与えられない若者が沢山いるのではなかろうか?
このままでは桜はどうしょうもない虚脱感の象徴になってしまうのでは…と恐れるのみ!



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16 comments:

  1. 日本からアジアに(表現可笑しいですが)工場が移転して
    国内が閑散としているように思えます。
    成果主義の結果実を結ぶか、花を散らすか。桜はどんな
    気持ちで世の中を見ているのでしょうか。

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  2. こんばんわぁ^^

    素敵なお写真ですね!
    懐かしい雰囲気が漂っています。

    季節の節目に桜がある・・・
    とっても素敵だと思います。

    国内の製造業が回復してくれると
    将来が明るいと思うのですが。
    なかなか景気は良くなりませんよね(^^;

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  3. ひるがえって現在…、桜は、その象徴としての役割を果たせているのだろうか?

    ・・・それなのになぜか昨今、桜を主題に据えた流行歌が毎年のようにヒットします。
    多くの人々の支持があるからこそ、「ヒット」という現象も生じるわけですが、その象徴としての役割以外に我々は桜の何を求めているのか・・・

    閉塞的な状況の中、かつて桜は軍国主義の象徴としての地位にありました。
    そのような時代にならぬ為にも・・・

    ・・・思案のしどころです。

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  4. 働けない若者は本当にかわいそう。
    桜など見ている余裕はないのかもしれませんけど
    心の奥で桜は日本人の心として
    儚くも美しく咲いているに違いないと
    思っています。

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  5. ☆★☆ スコップさん…♪ ☆★☆

    コメントに感謝します(^^♪
    そして、スコップさんのおっしゃるとおりだと、思います!
    企業(製造業)の財務諸表が良くなっても、それに行き着くプロセスが良くわりませんね。人件費が少なくて済む中国やアジアでモノ造りをした結果ならば、国内の雇用が好転することはありませんから…。しかも国内で継承されたモノ造りの伝統が、どんどん中国をはじめとした外国に流れていってしまう。
    美しい櫻を~希望を持って~美しく眺めるためにも…、国家百年の計を考える時、一時的な成果も大切ですが、長く維持できる、そして継続的な成果を生む方法で、進まなければならないのだと思います。

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  6. ☆★☆ rayさん…♪ ☆★☆

    写真をお褒めいただき、嬉しい限りです(^^♪
    どこも大混雑の都内の櫻スポットですが、ふと視線の先に、池のそばに1本だけ咲く櫻が見えたのです。桜樹の下で談笑しながら観桜する2人がいて、近くを通る子供がひとり…、シャッターチャンスとばかりに撮ったのがこの一枚です。混雑の中にも、一瞬、閑になる瞬間が在るものですね !(^^)!

    rayさん、
    数字に表れる景気と、我々が実感できる景気との差は、まだまだ大きいようですね。

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  7. ☆★☆ gatayanさん…♪ ☆★☆

    なるほど、gatayanさんらしい深い思索です。
    私も、森山直太郎のさくらが大好きです。櫻が咲く“別れと出会いの季節”には、誰もが純粋になれると歌う曲…。でも衣食にも困窮する時に、純粋になれない人も出てくるのでは…と心配します。寂に徹することのできる人以外には、やっぱり「衣食足りて礼節を知る」のではないかと…。

    日銀の苦し紛れの短観を見ていると、(大切なところに目を瞑って、むしろ意識的に…短期的な結果指標だけで判断している。)このままでは日本は貧困にあえぐ国になってしまうのではないかと…杞憂ならば、それに越したことは無し!!

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  8. ☆★☆ rukjpk2さん…♪ ☆★☆

    rukjpk2さんのブログの、連載される“美しい櫻の風景”で癒されています(感謝)♪
    古歌に詠われる櫻は、日本人のこころそのものだと思っています。美しさ、儚さ、潔さ…もののあわれを体現するかのような櫻に、思いを寄せる日本人は、昔も今も、とても多いと思います。
    にもかかわらず、伝統的な日本人のこころを蝕むような、出来事が余り多い昨今です。資源の無い島国ですが、“質素倹約・勤勉実行・侘び寂のこころ”などの慣習によって、美しい独自の文化を維持してきたのだと信じている私は…、これからの社会を担う若者に、少なくとも自立できるだけの場を与えることを模索するのが、我々世代の責務だと思っているのですが…

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  9. こんばんは。

    Grayman returns さまに
    こころを込めて、
    '10.04.09日付で、
    私のブログを書いてみました。

    事後報告で申し訳ありません。
    「こころを込めて」
    書いたので、
    お時間があるときに
    お立ち寄りいただけたら
    うれしいです。

    もし、
    お困りになられるよう
    でしたら、
    消しますので、
    その時は、遠慮なしに
    教えてください。

    あらためて、
    Grayman returns さまの
    ブログにコメントさせてください!

    ※ブログの記事に
     直リンクは、
     ご迷惑をおかけしてはいけないと
     思い、サイドメニューの
     リンクにGrayman returns さまの
     ブログを、登録しました。

     是非とも、こちらは
     許可いただきたく、存じます。

    いっぱいの、こころをこめて

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  10. ☆★☆ ふみえさん…♪ ☆★☆

    コメントに感謝いたします…それでも、お願いがあります。
    できるだけ、 “今回のブログ記事”に関するコメントに限定して頂きたいと思います。それば一般的な“ブロガーの礼儀”だと思っています。そして、このブログ記事に関係の無い…ご連絡は、必ずe-メールが、ツィター(ダイレクト・メール)でお願いしたい…と、思います。
    リンクの件ですが、私は…特記のない限り“リンクはフリー” …だと思っています。
    私も以前から、当ブログのLink Listに、あなたのブログを登録させてもらっています。ですからご自由になされて結構だと思います。
    今後とも宜しくお願いいたします(*^^)v

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  11. Graymanさん、こんにちは。
    この時代、大学1年生から就職活動がはじまっている・・ともいわれ、「学問」が置き去りにされているようで残念でなりません。
    息子たちにはぜひ学生時代にポテンシャルとしての器を磨いてほしい・・・と思っています。

    Graymanさんの人生の節目にも
    いつも桜の花が寄り添ってくれていたのですね。
    ブログを読んでステキなアルバムを見させていただいたような気分になりました。

    新学期スタートのこの時期、
    桜はいつの日もいつの時代も
    心の応援団として寄り添っていてほしいなぁ~と思います。

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  12. ☆★☆ ニーナさん…♪ ☆★☆

    ニーナさんのコメントを読んでいて、先ず「ぎょっとした~」ことを…(笑♪)
    原子核が或る分布関数を持つ場合に中間子の波動方程式は、シュレディンガーの波動方程式に似せて、(∇2 − m2)φ(r) = ρ(r)のように書ける。この方程式の解を求めるためにフーリエ変換を行って…云々。
    あははっ、学生時代にたいそう頭を悩ませた湯川ポテンシャルの問題です(*^^)v

    なるほど、“桜はこころの応援団”ですか~、とても素晴らしい言葉ですね (^^♪
    今の若い人達は、本当にたいへんだと思います。
    ゆっくり桜を鑑賞する 心のゆとり など、無いのかも知れませんね。
    いかなる時代にあっても、“天ハ自ラヲ助スク者ヲ助スク”という「自助の精神」を発揮して、頑張ってほしいと願うばかりです。

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  13. 私も派遣なのでいつも不安です。3ケ月更新でもう3年、いいかげん企業としてはこれだけ長期だったら必要な人物と考えてもらいたいものです。
    いつでも首を切れる状態のこちらの心理も考えてもらいたい。

    入学式、私も高校の校庭で咲いていた桜を思い出します。
    昔は父が節目には門の前で蛇腹のカメラで写真と撮ってくれました。
    ↑お写真は新宿御苑ですか?素敵ですね。
    左下の小さな子供に良き未来があるといいですね。

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  14. こんばんは
    晴天の大きい桜の木の下でくつろぐ人
    のどかな春の光景ですね
    一方では"夢もちぼうもない"(古い!www)
    若者達はどこへも不満をぶつけられない
    この国の政治も余り期待も出来ない
    これから先不安感がつのるばかり・・・・

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  15. ☆★☆ Tinyさん…♪ ☆★☆

    ロケーションを判らないように撮るのが自慢の私なのですが、さすがにTinyさんは都内の桜スポットを知り尽くしておられるようですね(^^♪
    常々、桜はとても得しているなぁ~って思うことが よくあります。
    人生の最も多感とされる時代の、魂を揺さぶられるような卒業や入学の時期に、桜は咲くのですから…。
    そんな、“思い出”や“想い出”の中に…咲く花は決まって桜…だものねぇ(^_-)-☆
    お父さんが撮影された写真を大切に…! そしてTinyさん、頑張ってくださいね!!

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  16. ☆★☆ yutaさん…♪ ☆★☆

    どうしてなのでしょうネェ~(笑♪)….私は人の居る風景(Scenery with Person)が大好きなのです。
    私が撮ると、その大部分は… ①“人が添景として写っている”.. ②“人が写っていなくても、人の気配が感じられる”.. といった写真になってしまうのです(笑♪)
    そんな私の写真なのですが、professional competenceを強く感じさせる写真をお撮りになる…yutaさんがご覧になって、共感を持って頂けるのなら、こんなに嬉しいことはありません (*^^)v

    そんなんですネェ、理解して頂いて、嬉しい限りです。 
    こんな長閑な、“桜の下を楽しむ光景”を~現代の若者のこころから奪ってしまいかねない社会世相を心配して、今回の記事を書いたのです。

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