Tuesday, April 27, 2010

Omikuji, fortune-telling of love

おみくじで恋占い…♪

Omikuji (divine fortune) are written fortunes available at both shrines and temples.
The degree of fortune are daikichi─great; kichi─good; shôkichi─moderate; kyô─bad. There are various opinions about what to do with the paper when you’ve read it.

If their fortune is bad, many people tie it immediately to a branch of an adjacent tree as a prayer for divine protection (sute-mikuji) .

The shrines and temples suggest you should eventually return the paper, if possible to the same place where you received it, and tie it up.



そよ吹く風が、やけに冷たく感じられる日であった。
このところ、よく取沙汰される異常気象が、湿度を異様なまでに押し下げているようだ。
春の陽射しの桜の季節が、あたかも初秋であるかの様に思われた。

こんな日には決まって、カメラ片手の「気楽な街歩き」へと、洒落込みたくなる。

歩きながら街角スナップを楽しむ行為は、写真散歩とか、Photo Walkingとか云われたりもする。
私は、これを「小さな旅でもある』と思っている。


電車で行こうが、バスで行こうが、問題にはならない。
交通手段が問題にならないのは、乗り物を降りて、歩き始めてからが『小さな旅』なのだからである。

小さな旅には、様々な場面との出会いがあり、沢山の人との出会いがある
この出会いこそが、小さな旅の楽しみなのだ。
カメラを持っているだけで、人に気安く声をかけてしまうのが不思議だ

カメラを持つと人に気安く声をかけるのは、
登山で人とすれ違う度に「こんにちは♪」と声をかける作法に似ている。

カメラは人と対話する道具である』…と言われるのも、あながちマチガイでは無いようだ。


  長い石段を一気に駆け上り、息をきらす私の視界に、若い二人が映った。
  沢山の参詣者の中で、どうしてこの二人に、視線を奪われてしまったのだろうか。
  肩を寄せ合うようにして、おみくじを読む二人の、余りに真剣な後姿に惹かれたからなのだろう。

  一度は切らした息を静かに整えて“二礼二拍手一礼”の参拝をすませ、
  拝殿から社務所に向かって歩いた私であったが、
  其の時になっても、若い二人は、まだおみくじを読み終えてはいなかった。
 
  おみくじには、いったい何が書かれているのだろうか?
  興味津々の思いに駆られた私は、そっと二人に近づいて、カメラのシャッターを切った。


近接撮影した若い二人の写真には、後姿のみで表情が写っていない。
写真教程の教科書には、きまって『人を撮る写真は、表情が決め手になる』と書かれている。

それでも私は、
写真に写る表情ばかり気にしていると、人間の本当の顔が見えなくなる…のではと心配するのだが…!


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20 comments:

  1. おはようございます^^

    後ろ姿、いいですね!
    御神籤を呼んでる姿が真剣そのものですね(笑)

    小さな旅、いいですね。
    私もよく出掛けます。
    人や風景との、ささやかな出逢い。
    小さな感動を写真に残すのは
    とても楽しい事です。

    さて・・・
    今度は電車に揺られて、小樽まで
    行ってみようかしら^^

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  2. 男同士に見えて?!と思ったのですが・・・?!(笑い)

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  3. こんにちは
    スナップ写真を楽しむ行為を"小さな旅"良い表現ですね
    あたしは"散歩カメラ"といってます
    それぞれの言い方でそれぞれの方法でスナップ写真を楽しむ
    個性あふれた写真が撮れることでしょう

    本当、不思議ですね
    カメラをもっていると気楽に声をかけられます

    若い2人は自分たちの将来を色々と思っているのでしょうか
    自分は遙か昔のことなので・・・・(笑)

    役者は背中で演技するといいます
    写真も顔を正面から写さなくてもその人の感情を出せればいいけど

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  4. ☆★☆ rayさん…♪ ☆★☆

    早々のコメントに感謝です(^^♪
    カメラ一台もってふらりと出かけるのが“小さな旅の醍醐味”ですね。
    小さな旅には、“カメラ・バッグ”は持たず、“カメラマン・ベスト”なども着用せず、あくまでも普段着の軽装で出かけたい! 足元をチロリアン・シューズを履いて固め、財布と携帯の他に持つのは、ペンとハンカチのみ…!
    rayさんの「小さな旅」は、函館の次は「小樽」ですねッ…私も同行したいなぁ~って(笑♪)

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  5. ☆★☆ kashinさん…♪ ☆★☆

    あははッ、私はひと目で“カップル”だと見抜きましたよ(^^♪

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  6. ☆★☆ yutaさん…♪ ☆★☆

    散歩カメラ”って表現は、“小さな旅”よりも更に軽快に感じられる表現ですね。私は重くて嵩張るデジイチですが…、yutaさんは“ツァイス”や“ライカ”ですから、更に軽快になるのが頷けます♪
    カメラを持っていると、見ず知らずの人にも声をかけることができます。その方が画面に入った写真を撮ろうとすれば、どうしても声をかけないではいられません。撮影の承諾を兼ねることもありますが…撮影の後先を問わず、可能な限り声をかけるようにしています。
    それでも、写真の二人には声をかけませんでした。
    お二人は、余りに真剣に、おみくじを読まれていらっしゃったので…♪
    この景色は…yutaさん、私にとっても…それは遠いむかしの記憶のような景色に他ないのです(笑♪)

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  7. Graymanさん、こんにちは。
    しばしPCから遠ざかっていました。

    カメラ片手に人との出会いを楽しむGraymanさん、
    そんな日は新しい出会いにワクワクしてしまいますね。
    私もときどき歩きながらシャッターを押すことがあるのですが、いつもドキドキ・・・(笑)まだまだです。
    おみくじを引くお写真の二人、
    お顔を想像するのもまた楽し!です。
    写真の先に物語がある・・・そんなお写真です。(^^)

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  8. ☆★☆ ニーナさん…♪ ☆★☆

    カメラを手に歩くと、今まで見えなかったものが見えてくる…って言いますよね。
    わたしも、それは本当だと思います。
    カメラ片手に歩く場所は、ふだんの(オフィシャルな)私では“歩かない場所”であることが多いのです。 ですから、行き交う人も違ってきます。 その意味では、小さな旅というのは、普段でない日常を求める旅なのかも知れません。
    そして「ニーナさんのコメントにある…写真の先に物語が…」、その物語が幸せで楽しいものであることを祈るばかりです♪

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  9. いい写真ですねえ 誰にでも撮れそうで撮れない1枚だと思います
    二人の声は聞こえなくても 写真がいろんなこと語ってる・・・
    このような写真と記事に魅かれてシロチャンのパパも Grayman さんの留守のブログはおれが守る とか言って友達のところを
    廻り歩いてます

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  10. 真正におみくじを読む姿に
    この二人、特に女性側の思いが込められているようですね。
    近い将来結婚するのかな?
    それとも。。。(色々)

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  11. 真剣そうな2人の表情が想像できる1枚ですね。
    ピントがすごい良くってまじまじ見てしましました。(^_^)

    私は今だに人に声をかけることが苦手です。
    人に声をかけて写真を撮せて下さいと言いたいのでが、
    言ったことにより自然は感じはもう撮れる訳が無いと思ってます。
    ある編集者はもう人権問題や個人情報などで雑誌に人の写真を
    掲載するのにかなりの制約があると言ってました。
    後ろ姿なら”まあ、なんとか”OK見たいですが・・・
    変な世の中です。(T_T)

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  12. ☆★☆ chicoさん…♪ ☆★☆

    いつもありがとうございます。日毎の応援にこころより感謝申し上げる次第です
    最近のランキング急上昇…これで理由が判りました!(^^)!

    この日は、銀座の裏通りで買った“得体の知れない”中古レンズを装着していました。超広角の部類なので、撮影は会話できる距離を目安に近づきます。話しかけようとしたのですが、二人の真剣な姿に声をかけるのを止めて、ノーファインダーで一枚…撮らせてもらったのがこの写真です。
    スナップ写真の評価は、「観る人の、その時のこころで評価される」と云われています。本日も、とても嬉しい評価を頂き、この件でも大いに感謝です(^^♪

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  13. ☆★☆ rukjpk2さん…♪ ☆★☆

    二人の真剣なしぐさに魅せられて撮らせてもらった一枚です。
    真剣であってもどことなく愛嬌を感じさせる…そんな姿に惹かれたのでしょうね。
    近い将来…、、、二人の行く末、、rukjpk2さん、私も気になります♪

    そしてrukjpk2さん、新たな写真表現への工夫を繰り返されていますね♪ すでに美しい自然風景を捉える名人なのに…頭が下がります、本当に素晴らしい!!

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  14. ☆★☆ Tinyさん…♪ ☆★☆

    いつも嬉しいコメントに感謝です。
    声をかけて「話すことが多い」と思っていますが…必ずしも写真の話ではありません。
    こちらから質問というか、いろいろ訪ねることが多く、撮らせてもらう為に話すということではありません。
    もちろん、話しながら撮らせてもらうことはあります~が(*^^)v
    たとえ小さな旅にしろ、普段と違って、取り留めの無い話をするのも、それはそれで楽しいものです。
    肖像権の係争に関する判例には、それなりに注意を払い、勉強もしています。

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  15. そう言えば・・・私は・・・「人」を撮ることはないですねえ。
    自分が写ることもないし・・・

    「人」興味がないというわけではないし、何でか良くわかんないんですが、不思議と「人」を撮るってことはないんですよね。

    それに「おみくじ」をひくことも無くなってしまったな・・・

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  16. 街角スナップを撮り歩くのは、
    確かに小さな旅そのものかもしれませんね。
    カメラを持って電車なりバスを降りた瞬間から、
    辺り一面、被写体が集まっている。
    どこをどう撮るかはその人次第だけど、
    いつ何時来るかわからないシャッターチャンスに備えて、
    カメラの用意をしながら歩くのは、一種の旅そのものかもしれませんね。
    街角ですれ違う人たちを撮るとき、
    表情の分かるような写真も魅力的ですが、
    肖像権を気にする世の中、
    後ろ姿や横顔で撮ることにすっかり慣れてしまい、
    むしろ表情が分からない方が見る側に想像の余地を与えて、
    面白みが出るのではないか、と思うようになりました。

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  17. カメラを持っていると。特に二眼を持っていると
    やはりよく話しかけられます。
    懐かしいという声が一番多いでしょうか^^
    グレイマンさんは、ちゃんと写真の本も
    読んではるのですね^^
    私は、読めてないです・・・^^;
    人は、背中からでも、うかがい知れることが出来ますね^^

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  18. ☆★☆ gatayanさん…♪ ☆★☆

    何処かの国の有名な写真家が雑誌に書いていました。
    自然に興味のある人は自然を撮り、人に興味のある人は人を撮る…って!
    なるほど上手いことを書くなぁ…って、そのときの私は、感心したのを覚えています。
    おみくじ…私も、ひかなくなりました(笑♪)

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  19. ☆★☆ Codyさん…♪ ☆★☆

    コーディさんも小さな旅(街角スナップ)をよくされていますね(^^♪
    スナップはスナップとしての楽しさがあり、コーディさんもその楽しさが良く判っていらっしゃる(^_-)-☆
    私もコーディさんと同じく…スナップ写真を見ることの楽しさは、「何に感激するのか~が、人それぞれ違うこと」に因るのだと思っています。
    そして“肖像権”…過度の反応は非常に困ったものだと思うのは私だけでは無いようです。

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  20. ☆★☆ ricora-sさん…♪ ☆★☆

    “DLR(二眼レフ)”が取り持つ写真談義ですね。
    “ライカ”や“ツァィス”をお持ちに方からも、同様の話を聞いたことがあります。
    良い道具への拘りは…茶道などにも通じるように…深い精神世界へと誘ってくれるのかも知れませんね。
    私にとっては、写真集や写真関連野の書籍は、趣味の一環ですから、何のストレスもなくどんどん読めてしまいます(笑♪)

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